九州で利用できる交通系icカードはどれがいいのかご紹介します。
初めて購入する場合、どれがいいか迷いますよね。
具体的なおすすめは以下の3種類です。
- SUGOCA(スゴカ)
- nimoca(ニモカ)
- はやかけん
上記の九州地域で使える交通系icカードの作り方(どこで買えるか)、使える範囲なども詳しく説明します。
特徴や利便性、メリットもご紹介しますので、どれがいいのか選ぶ時の参考にしてください。
交通系icカードはどれがいい?【九州編】で使える3種類
1. SUGOCA(スゴカ)
運営元:JR九州(九州旅客鉄道株式会社)
利用可能エリア:九州全域のJR九州の鉄道やバス路線、また福岡市地下鉄や西鉄バスなどでも利用可能です。
SUGOCAは全国の交通系ICカードと相互利用が可能です。
例えば関東のSuicaエリア、関西のICOCAエリアでも使うことができます。
SUGOCA(スゴカ)の特徴
相互利用
Suica、PASMO、ICOCAなど、全国の主要交通系ICカードエリアで利用可能。
これにより、九州内外の移動でも1枚で対応できます。
電子マネー機能
鉄道・バスだけでなく、SUGOCA対応のコンビニや自販機でも電子マネーとして利用できます。
チャージ方法
駅の券売機やコンビニなどでチャージが可能です。
オートチャージ機能も利用でき、事前に登録しておくと残高が少なくなった時に自動でチャージされます。
SUGOCA(スゴカ)がおすすめの人
JR九州を日常的に利用する人に最適です。
通勤・通学でJR九州を利用する場合、定期券機能もSUGOCAに付けることができ、利便性が高いです。
九州全域での鉄道・バス利用や、全国でのICカード利用がある方にも便利です。
SUGOCA(スゴカ)の購入場所・作り方
購入場所
JR九州の主要な駅の券売機、またはみどりの窓口で購入できます。
また、福岡空港駅や博多駅などの主要駅でも簡単に入手可能です。
発行方法
駅の券売機で「SUGOCAを購入する」メニューを選び、チャージ金額を指定して購入します。
発行手数料として500円がかかりますが、これはデポジット(返却時に返金)です。あとは必要な金額をチャージして利用開始できます。
SUGOCA(スゴカ)の使える範囲
- 九州全域のJR九州: JR九州の全路線で利用可能です。
- 福岡市地下鉄や西鉄バスなど、九州の各交通機関とも連携。
- 全国の交通系ICカードエリア: Suica、PASMO、ICOCAなど、全国の主要な交通系ICカードエリアで相互利用が可能です(東京、大阪、名古屋など)
2. nimoca(ニモカ)
運営元: 西日本鉄道(西鉄)
利用可能エリア: 西鉄電車・バスをはじめ、福岡市地下鉄、北九州市交通局、佐賀市営バスなど、九州の複数の交通機関で利用可能。
また、全国の交通系ICカード(Suica、PASMO、ICOCAなど)とも相互利用可能です。
nimoca(ニモカ)の特徴
nimocaポイント
利用額に応じてnimocaポイントが貯まります。
貯めたポイントはnimocaカードにチャージして、次回以降の運賃や買い物に利用可能です。
西鉄バスや電車をよく利用する人にとっては、コストパフォーマンスが高いです。
提携店舗で利用可
西鉄沿線の店舗や、全国の提携店舗でもnimocaを使った電子マネー決済が可能。
特に西鉄沿線の利用者にとっては、nimocaがより便利です。
キャラクターデザイン
nimocaには「フェレット」をモチーフにしたかわいいキャラクターが描かれており、デザインが豊富です。
デザインやキャラクターカードが好きな方にも魅力的です。
nimoca(ニモカ)がおすすめの人
西鉄の電車やバスを頻繁に利用する方に特におすすめです。
ポイントが貯まるため、頻繁に使うほどお得です。
電車やバスだけでなく、nimoca対応の店舗での支払いにも使えるので、西鉄沿線に住んでいる方やその周辺で生活する人に便利です。
nimoca(ニモカ)の購入場所・作り方
購入場所
西鉄の駅やバスの案内所、またはnimocaステーションで購入できます。
西鉄福岡(天神)駅や博多駅、西鉄のバス車内でも購入可能です。
コンビニでも一部nimocaカードが販売されています。
発行方法
西鉄の駅やバスで購入可能。
駅の券売機ではnimocaの購入メニューを選択し、希望する金額をチャージして発行。
発行手数料として500円のデポジットが必要です。
nimocaクレジットカードとの連携も可能
で、オートチャージ機能を利用したい方は、nimocaクレジットカードに申し込むと便利です。
nimoca(ニモカ)が使える範囲
- 西鉄電車・バス: 西日本鉄道(西鉄)や北九州モノレール、佐賀市営バスなどで利用可能。
- 福岡市地下鉄やJR九州でも使えます。
- 全国の交通系ICカードエリア: Suica、PASMO、ICOCAエリアで相互利用可能。全国の鉄道やバス、さらにはコンビニや自販機での電子マネーとしても利用可能です。
3. はやかけん
運営元: 福岡市交通局
利用可能エリア: 主に福岡市地下鉄で利用できるICカードです。
はやかけんも全国の交通系ICカード(Suica、PASMO、ICOCAなど)と相互利用が可能で、他地域の電車やバスでも使えます。
また、西鉄バスやJR九州の一部区間でも利用可能です。
はやかけんの特徴
福岡市地下鉄に特化
福岡市内の移動が多い方には特に便利です。
福岡市地下鉄はもちろん、西鉄バスやJR九州の一部でも使えるため、福岡市中心部での利用がメインの方に向いています。
チャージ方法
駅の券売機やコンビニでチャージが可能。オートチャージ機能もあり、利便性が高いです。
電子マネー機能
はやかけんもSUGOCAやnimocaと同じく、電子マネー機能があり、買い物や自販機でも利用可能です。
はやかけんがおすすめの人
福岡市地下鉄を頻繁に利用する方に最適です。
地下鉄の移動がメインで、福岡市内での生活や通勤・通学に便利です。
また、地下鉄以外の交通機関や全国での相互利用も可能なので、出張や旅行時にも使いやすいです。
はやかけんの購入場所・作り方
購入場所
福岡市地下鉄の各駅にある券売機、または福岡市交通局の窓口で購入できます。
福岡市地下鉄の券売機は、主要な駅(天神駅、博多駅、福岡空港駅など)に設置されており、簡単に入手可能です。
発行方法
福岡市地下鉄の券売機で「はやかけん」を購入するメニューを選択し、チャージ金額を指定して発行。
こちらも500円のデポジットが必要です。
はやかけんが使える範囲
- 福岡市地下鉄: 福岡市地下鉄全線(空港線、七隈線、箱崎線)で利用可能。
- 西鉄バスやJR九州の一部路線でも利用可。
- 全国の交通系ICカードエリア: Suica、PASMO、ICOCAエリアでの相互利用が可能。全国の対応エリアで鉄道・バスに利用できます。
交通系icカードはどれがいい【九州編】まとめ
JR九州をよく利用する場合は、SUGOCAがおすすめです。
JRを中心に九州全域を移動する方や、全国での相互利用を重視する方にはこれが最適です。
西鉄電車やバスをメインで利用する方には、nimocaが最適です。
ポイントを貯めながら、地元密着の生活に便利なカードです。
福岡市地下鉄を頻繁に利用する場合は、はやかけんが便利です。
福岡市内の移動が多く、地下鉄利用を重視する方におすすめです。
すべてのカードが全国で利用可能な交通系ICカード(Suica、PASMO、ICOCAなど)と互換性があります。
ですから、九州外に出る機会があっても3種類のうち1枚持っていれば対応できます。
また、いずれも電子マネー機能を備えているため、交通以外の場面でも日常の支払いに便利です。
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